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ドードー・ジェット [ストーリー - キャラクター]

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 ゼフィーベの森の奥に、あるロボットがいた。

 ドードーという名前だったけれど、鳥のドードーとちがって、空を飛ぶことができた。

 それなので、鳥のドードーではなくて、ドードージェットだった。




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 ドードー・ジェットは、へんぴな山奥で畑をたがやして、ランタンカボチャを栽培していた。

 ランタンカボチャは、カボチャちょうちんやかぼちゃロウソクが作れる、かぼちゃ油の豊富な作物だった。

 それでドードーは、ランタンカボチャを栽培して、自分で使う燃料を製造していた。


 ゼフィーベの森のへんぴな山奥に住んでいるのは、空を飛べるドードーにとっては、陸路で往来できる土地を獲得する必要が無いからだった。

 ジェットの力で空を飛ぶので、長い滑走路があると便利かもしれないけれど、ドードー・ジェットは小さなロボットだったので、小ぢんまりした自分の家が、特に不便だとは思わなかった。

 人目を避ける理由は無かったのだけれど、人間に会いに行く用事が無かった。

 ましてや、森の奥のドードー・ジェットの家に立ち寄る人間など、これまでいなかった。

 けれども、ある時、ある少女がやってきた。

 その少女には、羽があった。



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 「おぬしはいったい、どうやって来たのだね。」

 「空、とんできました。」


 どう見ても事件ではないけれど、ここでもまたひとつ、不思議な物語が始まったのだった。

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