So-net無料ブログ作成

時計じかけのフィボート [パーソナル ノート]

uhrknabe_sample02.jpg

 ブログとPixivに同じ内容を投稿させていただきます。ご了承ください。

 先日公表した時計のキャラクターの名前を決めました。

 フィボート、と名付けます。時計の針にも振り子にも回転の中心軸(Pivot)がありますから、それにちなんで、Phi-voteです。

 音感が満足できるというわけでもありませんけれど、こういう準備段階で手間取っていると、イベントに持参する作品を作る段階へ進めなくなってしまいますから。

uhrknabe_sample01.jpg

 これからの夏や秋のイベント出展で発表する作品の計画を立てて、どんなキャラクターや舞台装置を作成するかを色々と検討していて、それで今準備を進めているのがフィボートなどの新顔キャラクターというわけです。



 もちろん今回も、単純な敵が登場するシナリオは避けることにしています。

 人格に問題だらけの者が現われて、ただそれを力で打ちのめせば良いという筋書きは、作るのは簡単だろうし、読むのも単純明快で楽でしょう。けれども、現実の人生を生きていくには、そんな短絡的な発想は役に立たないはずです。

 お前たちは薄っぺらな書き割りだと決めつければ、相手を傷つけるはずです。一度相手を傷つけてしまえば、和解は格段に難しくなるものです。

 自分は戦えるんだ、強いんだと誇示して、誰かと友達になれるわけでもありません。力を見せびらかすことが自己PRとして正しいのならば、誰かがミサイルや軍艦で挑発してくる時、私たちは畏敬の念で仰ぎ見ているはずです。



 人と人が、おとなの付き合い方をする、そんな実社会で生きてゆく気持ちになれる、心の支えになる物語を作りたいと思っています。

 現実に不愉快な人はいます。不愉快な出来事はあります。けれども、そういうものへの憎しみというプレゼントは、あげません。私だって、そんなことのために作品づくりはしないつもりです。




作品、下準備。 [メイキング - ワークスタイル]

 8月のイベント出展に持参する作品の準備をしています。
 まだ未定の部分が多くて、ブログの記事にできるような話題も見つからなくて、それでただの「準備中です」の記事を投稿しています。

 漫画を仕上げるのは時間がかかる作業ですから、なるべく早く始められるように下準備を急いでいます。
 6月27日は難しくても、せめて7月4日には原稿執筆を開始したいと思っています。コミティアまで7週間かけての執筆なら、作業時間の何割かを他の作品に回せるかもしれない。ポスターや絵はがきを同時進行で作りたい、前回のコミティアでは漫画を完成させただけでブースの飾りなど無かったからひどい不評だった。ブログやPixivへの投稿も単なる経過報告ではなく、それ自体で楽しめる読み物に仕立てる時間を取れるようにしたい。
 それから、休みも規則的にとるようにしましょう。自由時間をすべて作品制作に費やすのは現実的ではありませんから。つまらない手続きでも不愉快な片付け物でも、放置できないものがあるのは事実ですから。

 気を取り直して、作品の準備を進めることにします。今度も執筆が間に合うようにがんばりましょう。



秋のデザインフェスタ抽選 通過しました [イベント - デザイン・フェスタ]

uhrknabe_sample01.jpg

 2016年11月開催のデザインフェスタvol.44に出展させていただけることが決まりました。手続きなど忘れずに済ませて、作品づくりにはげむつもりです。

 その前に、8月のコミティアとデザインフェスタへの出展手続きはすでに終えているんですから、とにかく作品の準備を日々がんばることに尽きます。



uhrknabe_sample02.jpg


 振り子時計のキャラクターを作成しました。8月公開の作品で、どこかに登場する予定です。
 置時計なので一見どっしりしていますけれど、顔を出した時の雰囲気では何だか、ちょこまか動き回るような気がしてきます。


 この子をデザインする前に、もちろん市販の時計のデザインを調べたりしました。誰かが作ったものを真似したくはありませんから。
 検索しても、大きな置時計は見当たりません。振り子時計というと壁掛け式が目立つようです。今どきの日本の住宅事情というものでしょうか。


 今回ご披露したキャラクター、かさばる置時計なのか逆におチビさんなのか、ちょっと分かりませんけれど…でも、よその真似はしていないって主張できるのなら、良いことのはずです。
 さあ、作品制作を進めよう。この子と同じで時間というやつも、ちょこまかと走り去っていくものですからね。




細いオールで遠回りした頃 [メイキング - Blender]

12_3_2pb_20160531.jpg

 5月に公開した漫画『空飛ぶ舟の風変わりな送迎記録』の一場面で、主役の操縦士ミルコーロ・ゼンプテが、大した意味もなくオールのようなものを構えているコマがあります。


 この種の出来損ない小道具は、Blenderで数知れず作ってきました。
 ミルコーロが乗り物の使い手だということを決めてから、どんな乗り物を愛用しているのか決定するまで、ずいぶん迷っていたものです。
 その過程でこのオールのように、乗り物の失敗作のかけら、とでも言うような物をたくさん作って、今もミルコーロにごく近いフォルダーに記録してあるというわけです。


 失敗作を重ねていた時期があったし、今も一つの作品を仕上げる工程は何倍もの候補を比較検討する、候補の大半を不採用にする、つまらない部分があるものです。
 でも思い返せば、このオールを作成していた頃は特にひどいものでした。早く完成させたいと焦るあまり、なぜオールを手にした様子がしっくりこないのか、いくら画面を見ていても分からなくなっていたんです。
 当時、オールを細くし過ぎていたのでした。鉛筆のように細いのに異様に長い小道具を両手で握るから、指に力が入っているように見えない。私自身の焦りや疲れのせいで、画面がなぜ不自然なのか気づかなくて、もしかしてキャラクターの手の構造に欠陥があるのか、などと思ったりしたものでした。
 オールの寸法を直せば済む話だったのに、余裕を無くすとかえって遠回りを選んでしまうようです。


 小道具に合わせて手や指を作り直すのでは、苦労が増えるばかりでナンセンスですよね。
 戸口の高さに合わせてひとの背丈を切り詰めるわけが無いんだし、持ち主の手に合わせて道具をあつらえるのが、まともな発想というものです。


 ダサい小道具や乗り物ばかりかも知れませんけれど、私としては苦労の末に考え出したものなんです。