So-net無料ブログ作成
検索選択

気づかないふたりの制作記 その1 [パーソナル ノート]

Tramway_girls_20161011.jpg

 トラムの乗務員として登場した二人の話題です。

 パーシュ・ティラード運転士とラリィ・アービル車掌には、不思議なものを直接見る機会がありません。
 羽がある少女、空の語り部リンナミーシャのうわさを聞いたことはあるけれど、リンナミーシャが翼を広げて飛んでいるところを見たことはありません。
 蝶と言葉を交わすキャプテン・キュンメルの名前は知っているけれど、迷信だと思っています。もちろん、いもむしラゼンパの存在なんぞ、想像もできやしません。

 アニメや特撮のヒーローの話によく出てくるキャラの一種です。主人公の近くで暮らしているけれども、主人公が実はヒーローに変身することに気づいていないという、あのタイプです。
 構想ノートに書いていた頃は便宜上「気づかない人」と呼んでいました。

 物語に登場するけれど、主役であるリンナミーシャやラゼンパの実像を知る時が来ない者として、どんな人物像を描こうかと、いくつかの候補をあげていました。
 どれにしようかと長い間迷っていましたが、少し昔、別の作品のために電車の乗務員の女の子というアイデアを書きとめていたことを思い出して、今回使ってみることにしました。

 そうそう、ほかの「気づかない人」候補は不採用というわけではありません。主人公の真の姿を知る者はわずかしかいない、というのは物語ではよく活かせるシチュエーションですからね。ここで記事のネタにしてしまうのではなく、機会が見つかるまでとっておくことにします。

 一ヶ月後のデザインフェスタ出展のために作品準備を進めながら、少しずつブログにも投稿していきます。出展作品の予告ができる段階までは、まだ日数がかかると思いますから、次回もパーシュとラリィの話題にする予定です。

コミティア118 き39a [イベント - コミティア]

Tia118publishsample_20161018.jpg

 ブログとPixivに今回は同じ内容を投稿いたします。ご了承ください。

 10月23日開催のコミティア118に、サークル「ゼフィーベの空に風翔けて」は、スペースno.き39aをお借りして出展します。

 新刊は現在執筆中です。本文8ページ(表紙・奥付こみ12ページ)の漫画で、1冊100円での販売を予定しています。
 少し前の記事でもご紹介したように、町の一角を走るトラム(路面電車)の中、車掌のラリィと運転士のパーシュのお話です。

 無料頒布のカードも持参いたします。最近Pixivで公開した、ラリィ車掌とパーシュ運転士のイラストです。

 風邪をひいてしまって調子がすぐれませんが、漫画が当日に間に合うように頑張っています。
 今回は会場の撤収作業は手伝わずに早く帰ろうかと思っています。



新キャラクター準備よし、執筆を早くしないと! [イベント - コミティア]

Tramway_girls_20161011.jpg

 新キャラクター、実働段階にできました。
 ラリィ・アービル車掌、金色の髪とえんじ色の瞳。一人称は「ボク」、にぎやかな集いが好きな女の子。
 パーシュ・ティラード運転士、瞳は信号機の色。…漫画のキャラクターとして個性を出そうと思いました。

 昔Blenderを使い始めたばかりの頃と比べれば、キャラクター作りの技術も少しは上達していると思います。
 でも、うぬぼれてしまってはいけません。覚えたこともあるし、まだ覚えなければいけないこともあります。
 23日開催のコミティアに間に合うように漫画を執筆するんですから、スケジュールに余裕なんてありません。急がないと!!



パーシュとラリィのトラムカンパニー

Tram_interior_20161001.jpg

 トラムの内装を作っています。向かい合わせの座席が多いのは、実際に通勤などで使うのではなく、物語の舞台装置だからです。

 少し前の記事で、遍歴の科学者エルンスト・カーロを紹介した際に、機会があれば金髪の女の子キャラクターを作ってみよう…と書きました。(「昔なじみの、身軽なやつ」2013年5月8日)
 けれど、意味もなく登場しても浮いてしまいます。新しい登場人物を設定する機会を、なかなか見つけられずにいました。

 今回、10月23日のコミティアに持参する漫画のために、トラムのデザイン、3Dデータ作成をしていますが、少し前の記事を思い出したので、トラムの車掌を金髪の女の子にしました。

Tramcrew_20161001.jpg

 ブロンドの車掌の名前はラリィ・アービル(Rally Arvill)、由来は到着(arrival)です。車掌はボクだ!!、という歌ではありませんけれど、自分のことを「ボク」と言う、元気な女の子です。
 ついで、というわけではありませんけれど、運転士も女の子にしました。名前はパーシュ・ティラード(Parsche Tirrarde)、こちらの由来は出発(Departure)です。

 なぜ、トラムを軸に漫画を書いてみようと思ったのかというと、多様な人々が顔を合わせる場を作り上げてみたかったからです。

 定番のアメリカンジョークの中には「ある日のこと、アメリカの大統領と中国の国家主席が、映画館のポップコーン売りの前でばったり会って…」などというタイプのものがあります。つまり私も、幕間のような漫画などを手軽に作れる体制を整えて、イベントに持参する作品のバリエーションを増やしたり、ブログやPixivにもっと面白い投稿ができるようにしてゆきたいから、役に立ちそうな題材を選び出して、地道に準備を重ねているんです。
 トラムではなくて、喫茶店や映画館でもよいかもしれません。しかし私自身、外食も映画鑑賞もあまりしません。
 一致点、共通点が非常に少ない人同士が会う場所、同じ目的のために集う人々ではなく、それぞれの目的地へ行くために、たまたま、ほんのいっとき隣り合った人。そんな題材の舞台ならば、やはり交通機関だろう、と思いました。

Tram_sample01_20160920.jpg

 思えば、呉越同舟なんて言葉もあります。敵対する間柄が一つの乗り物の中に居合わせれば、意味深い故事だって生まれるというわけです。
 金髪の女の子車掌が乗っているトラム、こんなものですが、長い道を経て考案したものです。作品上で活かしてゆきたいものです。