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顔の個性の整備作業 [メイキング - ワークスタイル]

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 いもむしラゼンパと、ちいさなロミンミュ。さっぱり売れない私の作品の中では珍しい、比較的評判の良い子たちです。

 おかげさまでご好評いただいているので、漫画でも出番を増やしやすいようにデザインを少し改良しました。
 緑色のラゼンパ君と、ピンク色のお嬢さんのロミンミュ。当初考え出した頃には、このふたりには外見の差はほとんど無くて、色が違う程度でした。
 けれども、それでは白黒の漫画にそろって登場する場合には具合が悪すぎますから、ふたりの区別がつくように顔の線を少し調整してみました。もちろん、顔の印象が変わってはならないので、気を付けて作業したつもりです。

 顔の調整は神経を使います。別人のような変貌になってしまわないように用心しながら、ほかのキャラクターとの容貌の違いや、カメラうつり対策などをするので、時間がかかります。
 顔はあまり手を加えるべきではありませんが、その他の3Dデータの部分的な改良は、何かしら常にやっています。
 作った当初のままのデータで使い続けているキャラクターはほとんどいません。全く改良していないというのは、形の単純な小道具や、そもそも重要度が低い物の場合でしょうか。

 CGソフトを使うことで、アナログ画材しかなかった頃よりは作業の負担を減らしていますが、決して機械まかせで楽をしているという意味ではありません。
 まあ、どう言って売り込んでも、悪い方に取られるのが常ですけれどね。
 がんばっています、怠け半分の仕事じゃありませんと言えば、未熟者で仕事の進め方が下手だと決めつけられるし、少ない負担で仕上げていますと言えば、努力しない怠け者にやらせる仕事は無いと言われる。
 どう答えてもけなされる類の話題です。

 …愚痴を書いてもどうにもなりません。改善も試行錯誤も、いつの日か安定的な、しかるべき規模の収入を手にするための道のりなんです。
 いもむしの歩みのように私の作品制作も少しずつしか進まないものですが、くじけてしまってはラゼンパ達にあわせる顔が無い。地道に行くとします。




木を見る時、森を見る時 [メイキング - Blender]

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 舞台装置は種類が要ります。少なくとも全景と部分は別途作成しておくべきもののようです。

 漫画『並行軌条の目に見えない交差』に描いた、背景の話です。川や森を俯瞰するコマと、その中の一部分で人物に視点を合わせたコマとで、別々の3Dデータなんです。

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 部分をズームしたコマでは、人物の周りの、カメラに収まる範囲だけ岸辺や水面を作成しています。対して全景は、細部の作り込みを省いたミニチュアです。全景をズームアップすると岸辺があるのではなくて、カメラとの距離に合わせて舞台を作って、シナリオの流れに合うように全景と部分ズームのコマとのすり合わせをしているというわけです。
 つまり、舞台もチューニングしながら使うものです。キャラクターの顔や身振りを出さないコマなら楽ができるというわけではありません。

 けれども、この記事のために『並行軌条』を読み返してみると、いくつか作画ミスが残っていることに気が付きました。私も偉そうなことを言える立場ではありません…。




早く計画開始するための反省会 [イベント - コミティア]


 コミティア119への出展、無事に終えました。
 本の完成は間に合いましたけれど、目標達成とは言えません。
 もっと早く計画を進めなければ、という反省点ばかりです。

 同人誌即売会でよくある「新刊落としました~」には陥りたくなかったので執筆を急ぎました。
 それなので、コマによっては「納得のいく出来ではないけれど、言いたいことは多分伝わるだろう…」という程度で終わらせた部分が少なからずあります。

 野山の岩肌や水の流れなどの描写は、これからもっと改善しなければ、と対策を考えています。
 水については去年も、川や水滴が画面に出てくる絵を描いてみて、3Dデータを改良したつもりでいました。
 けれども漫画に使う場合は、彩色した絵とは事情が変わるんですね。形の作り方が少し悪くても、青系の色をつけていれば水のようだと分かってもらえるかもしれません。漫画の白黒のコマでは、別の対策を探らなければならないというわけです。

 ほとんど文字だけのコマもあります。もちろんシナリオ上不自然ではない表現として使ったつもりですが、執筆を少しでも早く進めるためでもありました。
 ところが、意外と手間取りました。文字だけのコマでも、シナリオ上重要な意味を持つ部分というのは、いざ作ろうとすると何度も推敲することになるもののようです。文字が大部分のページが、今回制作した中で最も作り直した回数が多いページになりました。
 漫画で文字に頼りすぎてはならないけれど、効果的に言葉をつかえるように推敲はしなければなりません。それが不十分なセリフも何ヶ所か残りました。


 計画全体としては、もっと早く執筆を始めなければならなかった、ということなのだと思います。
 最初の段階でシナリオを考えたり、必要な調べ物をしたりするのも重要で、いい加減に終わらせてはならないことですが、それでも気を抜かずに急いで、もっと早く執筆の段階を始めなければ、セリフの推敲の程度や、コマや表紙の絵の仕上がりへ響いてしまう。
 それに開催直前の時期に、出張編集部の出展メディアを調べる時間をとれるようにもならないと。
 時間の余裕をどうやって作ってゆくか、まだ忙しい日が続きそうです。



コミティア119 て16a [イベント - コミティア]


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 ブログとPixivに同じ内容の投稿をさせていただきます。ご了承ください。

 来たる2月12日開催のコミティア119に、サークル『ゼフィーベの空に風翔けて』は[て16a]のブースをお借りして出展いたします。

 予告していたように、今回はトラムカンパニーのパーシュ・ティラード運転士のお話にしました。本文20ページ(全24ページ)の漫画です。
 1冊200円で販売しますが、開催後の近いうちにPixivで無料公開する予定です。
 以前にも記事に書いたことですが、当日の売り上げが目的という段階ではないからです。
 今はまだ、作り手としての修業の段階なのだと考えることにします。

 作品の制作効率や、質・量の向上、イベント出展などの機会をより活かすための、売り込み方法の改善・上達、これからもっと鍛えてゆくことだと思っています。
 いつか、もっと大勢の方から相手にされる作品を作れるように、値段をつけて通用する作品を作れるように、今の修業時代を乗り越えてゆくつもりです。

 だから、空の語り部リンナミーシャの、いもむしラゼンパの物語は、まだ終わらせるつもりはありません。仕事をもらえるレベルにもならないのに、習作をやめては作り手失格です。
 去年から作品にパーシュ運転士やラリィ車掌が登場したように、これからも新しいアイデアを試して発展させてゆきます。




新刊・制作中です [メイキング - ワークスタイル]


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 コミティアに間に合うように執筆進めています。
 漫画全体が2月12日の出展当日にそろっていなければならないので、急ぎます。
 国籍で線引きするのは間違いで、根本的な安全対策にはならないことです。
 けれども今、記事を書こうとしても不安や愚痴ばっかりになってしまうので、簡単な経過報告だけで失礼いたします。